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レイキは本来、「霊氣」という漢字で表し、その言葉には「神聖な気」という意味が込められています。つまり、周囲に存在している特別なエネルギーや波長の高いエネルギーのことです。インドでは「プラーナ」、ハワイでは「マナ」と呼ばれます。日本でも「気」が付く言葉は多く、たとえば元気、気力、勇気など、昔からさまざまな意味で使われていて馴染み深いですよね。

レイキは、古くは大正時代に日本人の臼井 甕男（うすい みかお）氏が、京都の鞍馬山で修行のうえ、体得されました。そこから世界に広まり、今ではアメリカ、フランスなどの全世界121ヵ国で800万人以上の方々が実践しています。また、ドイツ、オーストラリアでは医療保険が適用され、医師免許と同じく国家資格として認められるなど、海外ではすでに代替療法としても認知されているのが現状です。

最先端の科学でも、人間の身体や思考も含めて、世の中はエネルギーで成り立っていると証明されています。私たちのまわりに無限に存在するエネルギーの中でも、とても清らかで崇高なエネルギーであり、調和や愛、生命エネルギーそのものを「レイキ」と呼んできました。

レイキは、手のひらを通じて自分自身やお友達、ご家族様、ペット、植物、食べ物など、さまざまな物や人に流すことで、気の滞りを整えて不調和な箇所を調和させられます。身体に手を当てるだけで、まるで赤外線のような温かさや心地良さが身体の深い部分に伝わっていくのです。身体がリラックスすれば緊張がほぐれて、本来の自然治癒力や免疫が活性化。また、身体だけではなく仕事や人間関係などの日常生活にも、さまざまなポジティブな影響を与えることができます。

「痛い」と感じたときに反射によって自然と手が動くように、人は本能的に手を当てることで温もりを伝え、癒やされることを理解しているものです。しかも、レイキは自然のエネルギーなので無害で安心。そして、特別な道具や薬品を使わないためシンプルで、通勤中や入浴中など、いつでもどこでも使える方法です。

また、人間が本来持っている能力なので、才能や努力の度合いは関係ありません。正しいエネルギーの活用方法を身につけるだけで他者からの影響を受けにくくなり、実践を重ねればよりクリアなエネルギーを流せるようになります。気の流れが良くなると新陳代謝が活性化され、冷え症が改善されたり、よく眠れたりなど、さまざまな効果も期待できるでしょう。

レイキは、人生観を根底から変える力を併せ持っています。これからのストレス社会では、ますますレイキの必要性が高まってくるでしょう。